どれが一番いい義歯か？

皆さん、こんにちは。
東京メトロ「浦安駅」東口目の前の、北栄デンタルクリニックです。
 
何らかの原因で歯を失った場合には、義歯で補う必要があります。
義歯治療には、入れ歯・ブリッジ・インプラントの３つの選択肢があります。
それぞれメリット・デメリットがあり、どれが適切かは人によって異なります。
 
 

入れ歯は取り外し可能で、1本の歯の欠損から全ての歯を失った場合まで対応できます。
入れ歯治療は、保険診療と自由診療のどちらも選択可能で、保険診療の入れ歯であれば治療費が安く済み、自由診療であれば見た目や使い心地にこだわったものが製作できます。
また、入れ歯を作る際は歯の型取りをすればいいだけですので、お身体の状態に関わらずどなたでも簡単に製作することが可能です。
 
デメリットは、噛む力の弱さです。
部分入れ歯は天然歯と比べて噛む力が30～40%、総入れ歯では約10～20%と非常に弱く、しっかり噛めないことが最大の弱点です。
また、時間の経過にともなって、入れ歯や顎の骨が変化してきて入れ歯が合わなくなってくるため、歯と粘膜の隙間に食べ物が挟まって痛んだり、外れやすくなったりと、お食事や会話の面で不自由を感じやすくなります。
 
 

ブリッジとは、失った歯の両隣の歯を土台とし、3本以上の繋がった人工歯を固定する方法です。
固定式のため外れにくく、噛む力も入れ歯に比べて強くなります。
入れ歯同様、ブリッジも保険診療と自由診療のどちらも選択可能で、保険診療であれば費用を抑えることができますし、自由診療であれば見た目にこだわることができます。
 
しかし、ブリッジは両隣の歯を土台にするために、健康な歯をたくさん削らなければいけません。
せっかく健康な歯なのに、削ってしまうことで歯の寿命が短くなる恐れがあります。
また、ブリッジは取り外すことができないため、お掃除が難しくて汚れが残りやすく、口臭の原因にもつながることがあります。
 
 

インプラントは、外科手術で顎の骨に人工歯根を埋め込み、その上からセラミック素材などの人工歯を装着するものです。
顎の骨に直接人工歯根を埋め込むため、天然歯に近い噛み心地で、固いものでもしっかりと噛むことができます。
また、見た目も天然歯のように自然で、機能面と審美面を兼ね備えた治療法です。
 
デメリットは、保険適用外の治療であるため、治療費が高額になります。
また、外科手術が必要なため、シニアの方や持病がある方などは、インプラント治療が難しい場合もあります。
 
 

このように、どの義歯にもメリットとデメリットがあります。
お口や身体のコンディション、ライフスタイル、審美性、治療期間や費用などによって、どの入れ歯がいいかは変わってきます。
当院では、丁寧なカウンセリングで患者さんに一番適した義歯をアドバイスいたします。