インプラント
インプラントとは
インプラントは、失った歯を取り戻すための最も効果的な治療方法の一つです。
人工の歯根を顎の骨に埋め込むことで、しっかりと噛む力を回復させ、自分の歯のように食事や会話を楽しめるようになります。 また、メンテナンスをしっかり行うことで半永久的に使用することが可能なため、入れ歯が合わなくてお困りの方や、見た目がきれいな歯にしたいという方におすすめです。
当院ではストローマン社のインプラントを使用しています

インプラントメーカーは国内だけでも50~100社ほどあると言われており、安価なものから信頼性の高いものまで種類は様々です。
当院では、実績や信頼性の高いストローマン社のインプラントを使用しており、その高い品質と長期的な安定性で知られています。世界70ヶ国以上、500万人以上の患者さまが、ストローマンインプラントで治療を受けています。 ストローマン社のインプラントは、その特殊なデザインにより、周囲の骨と結びつきやすく、安定性がありながらも治療期間が短いとされています。
インプラント治療の際の骨造成法について
インプラント治療では、歯を支えるための骨の状態が非常に重要です。しかし、骨の量や質が不十分な場はインプラントが骨と正しく結合せず、成功率が低下する可能性があります。このようなケースでは、骨造成法が必要となります。
なぜ骨造成が必要?
骨の量不足
インプラントを安定させるためには、十分な骨の量が必要です。しかし、長期にわたって歯が抜けたままであったり、歯周病の進行によって骨が吸収されてしまったりすると、骨の量が足りないことがあります。この場合、骨造成法によって、インプラントを支えるための適切な骨の量を回復させます。
骨の質の改善
インプラントが埋め込まれる顎の骨の質も重要です。骨密度や骨の質が低下している場合、インプラントの安定性や治癒力が低下し、インプラントの長期的な成功に影響を及ぼす可能性があります。骨造成法は、骨の質を改善し、より良い治療結果を得るために行われます。
シミュレーション
骨造成法は、インプラント治療の前に行われることが多いです。術前のシミュレーションや予測によって、インプラントの位置やサイズ、骨造成の必要性を評価することができます。これにより、より正確な治療計画を立てることができ、患者さまにとって最適な結果を実現することができます。
インプラントはこんな方におすすめ
歯の審美性が気になる人
入れ歯のお手入れが面倒な人
ブリッジや入れ歯で健康な歯を削りたくない人
自分の歯のように食事を楽しみたい人

インプラント・ブリッジ・入れ歯の違い

インプラント
特徴:人口歯根を顎の骨に埋め込む
審美性:非常に高い
耐用年数:半永久的
費用:保険適用外

ブリッジ
特徴:複数の歯を使って固定する
審美性:インプラントより劣る
耐用年数:約10年~15年
費用:保険適用

入れ歯
特徴:取り外しが自由にできる
審美性:劣る
耐用年数:約5~10年
費用:保険適用
インプラントのメリット・デメリット
メリット
周囲の歯を削る必要がない
自然歯に近い見た目
安定した咬み合わせ
デメリット
外科手術が必要
保険適用外のため費用が高い
治療期間が長い
インプラント治療の流れ
検査・診断
歯科用CTスキャンを使用してお口の状態を詳しく検査します。この歯科用CTスキャンは、レントゲンや通常の口腔検査では見逃してしまうような微細な部分まで立体的に撮影することができます。

治療計画
検査・診断の結果をもとに具体的な治療の流れ、費用、通院期間などを丁寧にご説明いたします。ご説明内容に同意をいただいた後、インプラント治療を開始いたします。

1次手術
治療計画が確定した後、まず1次手術が行われます。これはインプラントを顎の骨に埋め込む手術です。その後インプラントと骨との結合が始まりますが、体になじむまで約3ヶ月程度の期間がかかります。

2次手術
顎の骨とインプラント体が確実に結合していることを確認した後、問題がなければ、歯茎を再度切開し、アバットメントと呼ばれるパーツを取り付けます。このアバットメントは、インプラントと上部構造をつなぐ重要な役割を果たします。

上部構造の装着
顎の骨とインプラント体が確実に結合していることを確認した後、問題がなければ、歯茎を再度切開し、アバットメントと呼ばれるパーツを取り付けます。このアバットメントは、インプラントと上部構造をつなぐ重要な役割を果たします。2次手術の後、歯肉が適切に癒着したら上部構造を装着する手順に移ります。これにはインプラントにアバットメントを取り付け、その上に被せ物を装着します。被せ物は患者様の咬合や見た目に合わせて作製されます。

メンテナンス
インプラント治療が完了した後も、定期的なメンテナンスが重要です。当院では、定期的な検診と口腔衛生のケアを行い、インプラントの状態を確認しながら長期的なサポートを行います。
