虫歯治療は発見が早いほど心身にかかる負担も減少します！

皆さんこんにちは。

北栄デンタルクリニックです。

「虫歯治療＝痛い、怖い」というイメージをお持ちの方は非常に多いです。

一度虫歯になってしまったら歯を削らなければ治せないので、「いつから治療を始めても同じ」「できるだけ先延ばしにしたい」と考えがちですが、それは必ずしも正しいわけではありません。

なぜなら、「虫歯は発見が早いほど治療に伴う痛みや不快感が少なくなる」からです。

今回はそんなむし歯治療について、進行度別にご説明します。

エナメル質には神経が分布していないので、虫歯治療で歯を削る際に痛みを感じることはありません。

基本的に「局所麻酔をかける必要もない」ため、治療で嫌な思いをすることはほとんどないですよね。

歯を削る時の振動を不快に感じるかもしれませんが、虫歯になっている部分がそもそも少ないいので、切削処置もすぐに終わります。

象牙質まで進んだ虫歯では、麻酔をかけて歯を削るため、エナメル質の虫歯と同様、痛みを感じることはありません。

麻酔注射も「表面麻酔」をかけることで痛みを最小限に抑えられます。

歯の神経と血管で構成される歯髄は、虫歯菌に侵されると強い歯痛（しつう）が生じるようになります。

とくに副交感神経が優位となる夜間は「何もしていなくてもジンジンと痛む」ようになることでしょう。

そんな「C3」まで進行した虫歯でも当然、麻酔をかけて治療するので痛みは感じません。

汚染された歯髄を抜いたら、歯痛も取り除かれます。

このように、虫歯治療というのはそもそも局所麻酔によって痛みを感じることがない処置なので、必要以上に怖がらなくても良いですよ。

むしろ、痛みが怖くて放置すると、安静時にも歯痛が生じるようになってしまいます。

歯を削る量も多くなり、治療期間も長くなることから、虫歯は早期発見・早期治療に努めることが大切です。