コラム COLUMN
矯正歯科で歯ぎしりは治るの?
歯ぎしりは、多くの人が無意識のうちにしている癖で、自覚がない場合がほとんどです。そのまま放置すると、歯や顎に負担をかけ、思わぬトラブルにつながることがあります。では、矯正歯科で歯ぎしりを治すことはできるのでしょうか?
ここでは、歯ぎしりの原因やリスク、矯正歯科での治療について詳しく解説します。
■歯ぎしりの原因
歯ぎしりの原因には、次の3つが考えられます。
1. ストレス
ストレスがたまると、体にさまざまな影響を与えます。緊張や不安が続くと、無意識に歯を食いしばったり、寝ている間に歯ぎしりをしていたりすることがあります。
ストレスが原因の歯ぎしりは、矯正治療だけで解決するのが難しい場合があります。生活全体を見直し、リラックスできる時間を増やすなど、ストレスを減らす工夫が必要です。
2. 噛み合わせの問題
歯の噛み合わせが悪いと、一部の歯に負担がかかり、歯ぎしりが起こることがあります。また、詰め物や被せ物が合っていない場合も歯ぎしりの原因になることがあります。
この場合は、矯正治療で歯並びを整えることで、歯への負担を分散し、噛み合わせの問題を改善できます。歯ぎしりが気になる場合は、歯医者に相談してください。
3. アルコールやカフェイン、喫煙
歯ぎしりは浅い眠りのときに起こりやすいと言われています。眠りが浅くなる原因として、次のような習慣が考えられます
・アルコールの摂りすぎ
アルコールにはリラックス効果がありますが、飲みすぎると睡眠の質が悪くなり、歯ぎしりが増えることがあります。
・カフェインの摂取
カフェインには目を覚ます効果があり、眠りを浅くするため、歯ぎしりにつながることがあります。
・喫煙
タバコに含まれるニコチンが神経を刺激し、睡眠を妨げることで歯ぎしりを引き起こすことがあります。
特に寝る前のアルコールやカフェインの摂取、喫煙は避けましょう。
これらの原因を解消することで、歯ぎしりの改善が期待できます。歯ぎしりが気になる場合は、原因を調べるために歯医者で診察を受けてみることが大切です。
■歯ぎしりを放置するリスク
歯ぎしりは寝ている間によく起こり、次のような問題を引き起こすことがあります
・眠りが浅くなる
歯ぎしりの音や違和感で目が覚めることがあり、ぐっすり眠れなくなります。
・肩こりや頭痛
歯を強く噛みしめることで、顎や顔の筋肉に負担がかかり、肩こりや頭痛が起きることがあります。
・顎の痛み
歯ぎしりが続くと顎の関節に負担がかかり、痛みや口の開けづらさにつながることがあります。
・歯がしみる
歯ぎしりで歯が削れると、冷たいものや熱いものがしみる「知覚過敏」が起こることがあります。
・歯が削れる
歯ぎしりで歯がすり減ると、歯並びや噛み合わせが悪くなることがあります。
■矯正歯科で歯ぎしりは治る?
歯ぎしりによって歯並びや噛み合わせが悪くなっている場合、矯正治療が効果的です。また、噛み合わせが悪いと歯ぎしりの原因になることがあります。矯正治療で歯並びや噛み合わせを整えることで、歯ぎしりを軽くして防ぐことが期待できます。ただし、歯ぎしりの原因が睡眠不足やアルコールの摂りすぎの場合、矯正治療だけでは改善が難しいこともあります。歯ぎしりの原因や適切な治療法を知りたい方は、ぜひ当院にご相談ください。一人ひとりの状態に合わせた最適な治療をご提案いたします。
■浦安駅で矯正歯科をお探しなら【北栄デンタルクリニック】へ
歯ぎしりの原因やリスク、矯正歯科での治療についてご紹介しました。当院では、患者さま一人ひとりに寄り添い、丁寧で安心できる治療を心がけています。
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