歯の表面の白いシミは初期の虫歯？

皆さんこんにちは。

北栄デンタルクリニックです。

「歯の表面に穴は開いていない」けれど、白いシミが認められる場合は初期の虫歯が疑われます。

一見すると、歯垢や歯石が付いているようにも見えますが、歯ブラシなどで取り除くことができず、なおかつ歯面がツルツルであればほぼ「初期虫歯」といって間違いないでしょう。

今回はそんな初期の虫歯について、かんたんにご説明します。

初期の虫歯は、歯の表面が白く濁ったように見えるだけで、それ以外の症状は一切認められません。

そのため、軽視されてしまうことが多いのですが「虫歯の始まり」であることに変わりはないので、放置するのはおすすめできません。

だからといって、「歯を削るようなこともいたしません」のでご安心ください。

初期の虫歯は、内部の歯質が溶け始めている状態で、専門的には「表層下脱灰（ひょうそうかだっかい）」と呼ばれる現象で、そのまま放置すると歯に穴があきます。

ですから、高濃度のフッ化物ジェルを塗布することが有効な治療法となるのです。

それに加えて、「正しいブラッシング方法も身に付ける」必要があります。

初期の虫歯が発生したということは、セルフケアに何らかの問題がありますので、歯科衛生士によるブラッシング指導も併せて受けましょう。

初期の虫歯によって生じた白いシミは、表層下脱灰を止めることができても消えることはありません。

歯面の白濁を改善するのであれば「修復治療」などが必要となります。

ですから、初期の虫歯もできる限り予防した方が良いといえるでしょう。

このように、歯の表面に不自然なシミが認められたら初期の虫歯が疑われますのですぐに歯科を受診しましょう。

北栄デンタルクリニックまでご相談いただければ、歯を削らずに初期の虫歯を治療できます。

歯科検診を定期的に受けることで、初期の虫歯も予防しやすくなりますよ。