コラム COLUMN
矯正歯科治療が必要な歯並びとは?「不正咬合」について解説!
浦安駅から徒歩1分にある歯医者【北栄デンタルクリニック】です。
今回は、矯正治療をした方がいい「不正咬合」について詳しく説明します。不正咬合とは、歯並びや噛み合わせに問題がある状態を指し、見た目の美しさだけでなく口内の機能や全身の健康にも深刻な影響を及ぼすことがあります。不正咬合の種類やそのリスクについて解説しますので、歯並びが気になっている方は参考にしてみて下さい。
不正咬合の種類
出っ歯(上顎前突)
出っ歯は、上顎(上の歯の部分)が前に突き出ている状態を指します。この状態では、下の歯と正しく噛み合わせることが難しく、噛む力が均等に分散されないため歯に負担がかかります。出っ歯を放置すると歯並びの問題だけではなく言語の発音にも影響を与えることがあります。
受け口(下顎前突)
受け口は、下顎(下の歯の部分)が前に突き出ている状態を指します。この状態では、上の歯と下の歯が正しく噛み合わず、噛む際に不快感を感じることがあります。また、口の中の圧力分布が不均等になり、歯周病や歯の磨耗のリスクが高まります。
八重歯(叢生)
八重歯は、歯と歯が密集して並んでいる状態を指します。歯ブラシや糸ようじが効果的に使用できず、虫歯や歯周病のリスクが増加します。また、八重歯が原因で噛み合わせが正しくない場合、食事の噛む力が均等に分散されず、消化にも影響を与えることがあります。
すきっ歯(空隙歯列)
すきっ歯は、歯と歯の間に隙間がある状態を指します。この隙間に食物のかすや細菌がたまりやすく、虫歯や歯周病の原因となります。また、すきっ歯の場合、噛む際に食べ物が均等に砕けず、消化不良を招くことがあります。
開咬
開咬は、上下の歯が正常な位置に噛み合わない状態を指します。噛む際に歯に負担がかかり、歯磨きが難しくなります。また、開咬が進行すると、顎関節症状を引き起こすこともあります。
交叉咬合
交叉咬合は、上下の歯が逆向きに噛み合っている状態を指します。噛み合わせが正常でないため、噛む力が適切に分散されず、歯の摩耗や顎関節の問題が生じる可能性があります。
不正咬合のリスク
虫歯・歯周病になりやすい
歯と歯の噛み合わせが正常でないため、歯の間や歯ぐきに食物のかすや細菌がたまりやすくなります。このため、虫歯や歯周病のリスクが高まります。虫歯や歯周病は、不正咬合を放置することで進行し、歯の損傷や歯ぐきの炎症を引き起こす可能性があります。
外傷の危険性
スポーツ時の怪我や日常生活での事故によって、歯が折れたり、歯ぐきや口内の組織が損傷する危険性が高まります。特に、前歯が突き出ている出っ歯や、上下の歯が逆向きに噛み合っている交叉咬合の場合、外傷を受けやすい状態と言えます。
浦安駅周辺で矯正歯科治療なら【北栄デンタルクリニック】へ
不正咬合は、歯並びや噛み合わせが原因で虫歯や歯周病のリスクを高め、外傷の危険性も増加してしまいます。適切な矯正歯科治療を受けることで不正咬合の問題を解決し、健康な笑顔と口内環境を取り戻しましょう。
不正咬合や矯正治療に関するご相談は、浦安駅すぐの歯科・歯医者【北栄デンタルクリニック】までお気軽にご相談ください。