矯正歯科治療で後悔しないために、事前にやるべきこと4選！

浦安駅から徒歩１分にある歯科・歯医者【北栄デンタルクリニック】です。
矯正歯科治療で後悔しないためには、事前に知っておくべきポイントがいくつかあります。
そこで今回は、これから矯正歯科治療を始めようとしている方に、やっておくべきポイントについてご紹介していきます。

矯正歯科治療前にやるべきこととは？

ワイヤー矯正

➀虫歯の治療

矯正治療にはさまざまな種類がありますが、ほとんどの場合、歯に特別な装置を取り付けます。歯の表面や裏面にブラケットやワイヤーを付けたり、透明なマウスピースを使う方法があります。重要なのは、これらの装置を歯に付ける前に、虫歯の治療をしておくことです。装置を付ける部分に虫歯があると、装置をきちんと固定することができず治療期間が長くなってしまいます。
矯正治療を始める前に虫歯がないかしっかりチェックし、必要であれば治療をしておくことが大切です。また、通常3ヶ月から4ヶ月ごとに歯科医院で定期的なクリーニングを受けることにより、虫歯などの問題を早期に発見し矯正治療をスムーズに進めることが可能です。

➁歯周病の治療

矯正治療で歯が動くのは、歯を支える骨（歯槽骨）がしっかりしているからです。しかし、この骨が歯周病で弱っている場合は矯正治療を行うことはできません。もし歯周病の状態で無理に矯正治療を進めると、最悪の場合、歯を失うリスクもあります。もし矯正治療前に歯周病があれば、まずは歯肉の炎症を落ち着かせる治療から始めます。
歯周病をしっかり治療してから矯正治療を始めることで、安全に矯正治療を進めることができます。矯正治療を考えている場合は、まずは歯周病の有無を確認しましょう。

➂親知らずの抜歯

矯正治療を始める前に親知らずがある場合、矯正治療の前か後に抜歯が必要なことがほとんどです。親知らずの抜歯は健康保険が適用される処置ですが、矯正装置をつけた後では自己負担の費用が発生することもあるので、矯正担当医と相談することが大切です。
親知らずは、他の歯並びを乱す原因になったり、矯正治療に必要なスペースを取ってしまうこともあるため、早めに抜歯することをおすすめします。

➃顎関節に問題がないかチェック

矯正治療をするとき、顎関節症という顎の問題に注意が必要です。顎関節症とは、顎の関節で音が鳴ったり、痛みが出たりする状態を指します。矯正治療は噛む力のバランスを大きく変えるため顎関節症が悪化することがあります。顎の関節は非常に繊細で、力のかかり方が悪いと徐々に変形していきます。これが進むと変形性顎関節症となり、顎の形が変わってしまったり、さまざまな障害が現れたりする可能性もあります。そのため、矯正治療を始める前には顎関節の形や炎症の有無を確認することが大事です。